佐藤康行の言葉「思考は大好転して現実化する」

こんにちは。佐藤康行です。

私がこういう仕事を始めて30年になりますが、もともと実業家なんです。

世界初の立ち食いステーキ店の経営者でした。16坪の店で1日1200人の来店者数があり、店の空間を最大限に活かして、時間も最短にして大成功させました。テレビやラジオ、週刊誌で紹介され、香港からのテレビ局を含めて、マスコミ150社から取材され、一世を風靡しました。

ですから、私はものすごく合理的なのです。「時間と空間をいかに生かすか」という合理性。人生は限られた時間です。最高のものに時間とエネルギーとお金を使う。その合理性の最たるもの、究極は今ここで言う真我、本当の自分に目覚めること、そこにたどり着いたわけです。

真我を極めていると、突然すごいお客さんが来だしたり、今までのパターンと違う流れがいきなり来て、全く思いもよらないことが起きたりします。それがどういう仕組みになっているのか分からないと、戸惑ったり、せっかくのチャンスを逃がしたり、霧のように消えていったりということがたびたびあるように思います。

真我を開いた皆さんは多かれ少なかれ、そのような体験をされている方ばかりです。体験されても分からなければ、「そんなこと、あったかな」ということになってしまいます。

ですからそれをちゃんとキャッチできて、いったい何が起きているのかという仕組みを理解し、また、そういう良きことを自分から引き寄せることが自由自在にできるようなれたらいいですよね。そこについてお話したいと思います。

私たちは無意識にですが、自分の考えにこだわって、自分の考えの器の中に物を入れようとする傾向があるかも知れません。

例えば、大きな滝がザーッと谷に流れ込んでいるのに、コップしか出さなければ、コップの分量しか受け止められません。自分のコップは一応いっぱいになりますが、それ以外はダダ漏れになって、全部去っていくようなものです。

一時期、個人的な器の自分の願望で、思考が現実化するということが大変流行りました。願っていることが現実化して現れてくる。

しかし、あなたはどこかに所属していますよね。家庭や会社も組織だとしたら、自分一人じゃありませんね。何人かいるということです。そこにいる人たちそれぞれの思いを一つにした思いがあるわけです。会社も一つの思いがあるじゃないですか。その思いが表から引き寄せられてくるわけです。より大きな全体的なものです。

自分個人と、その組織全体とは違ってきますよね。例えばサッカーや野球で、個人の成績とそのチームの成績は違うものがあります。個人の成績でだめだったけど、チームは勝ったということがあるでしょう? その反対もあります。ここまでは普通、真我と関係なくても起こることです。

そしてさらに私たちは、日本人という、日本という、国の組織に所属しています。だから、例えば日本に何かあったら、戦争でも起きたら「国がやったことだから自分には関係ない」と目をつぶっているわけにはいかなくなります。

では、真我はどういうことなのかというと、真我は「究極的な公的」なんです。一番大きな動きだと思ってください。真我は内なる神の心、宇宙の心。すべての境目がなくなってくる。真我を開いた方は、自分の今までの思い込みが全部消えていくといった体験を、一瞬でもされたと思います。

一番大きな、人類的な問題です。空間的な地球全体、人類全体、時間的な過去、現在、未来、すべてを含めての全体です。3月23日(土)、長崎で講演会をやりますが、広島と長崎が日本に原爆を落とされた、世界で唯一の国であり、場所でもあります。日本人はたくさんの方が亡くなったわけです。それも含めて過去です。

皆さんもご両親やご先祖様、すべてあなたの生まれる前から過去があるわけです。それがなければ今、あなたはいないですよね。ゆえに過去も全部含めて、真我を極めていくと、いろいろなものが浮き彫りになってきます。

最近、ご自分の人生全般で、過去の何かが浮き彫りになってきている方が非常に増えてきています。真我を極めていくとそれは全て消えていって、愛に変わっていきます。消えていく時に、そこでつかんでいたものを離すことになるから、それが一見悪く見える。それを好転反応と言います。

まさに、「過去が戻ってきて、蘇ってきている」、今の自分が過去の自分と比べて、進化していることが分かるメッセージだと言えると思います。それを黄金の谷の法則とか、いろいろな言葉で言っていますね。大きな器に入ってくるわけです。その時に、個人の器だけで受け止めていたら、残りは全部流れて、キャッチする器分以外はすべて消えていってしまいます。

ですから、どうしたらこの器を大きくできるかが大切になってきます。

それにはどうしたら良いか?

一言で言うと、意識すればいい。そこに意識を向ければいいだけです。意識を向けると、普段あまり使われていないだけで、すでに持っている脳が動き出すわけです。

最近、『魔法の高次元手帳』という本を出しました。想像よりはるかに評判が良く、これを使いこなしている人は、素晴らしい結果を出し始めています。興奮して連絡してくれる人が何人もいました。

真我に目覚めたら、願ったことだけが現実化するのではなくて、大好転して現実化するのです。大好転して、今までこだわってきた小さな欲求は、大きな欲求の中に飲み込まれるように現実化する場合がある。

そして意識を向けるだけで、脳まで変わっていきます。自分の脳を自由自在に使い、意識次元を毎日上げながら、真我で大好転する人生にしていけたらいいですよね。大きな流れもキャッチできる。「組織的な脳」と「日本全体の脳」「人類全体の脳」すべてが一つになった時に、ものすごい勢いになるわけです。

人類が求めていることで、日本が求めていること、そしてお客様が求めていることで、自分の求めていることが全部一致したら、爆発的になるのは目に見えているでしょう?そのためのツールとして『魔法の高次元手帳』もぜひ使いこなしてください。

それから、例えば今社会でパワハラ問題、ハラスメントの問題がすごく表面化していますが、他人事と思えばそれで終ってしまいます。

真我の部分でとらえて受け止めていったら、ニュースでやっている様々な出来事が、真我の動きの中の一つが浮き彫りになっている部分だと、他人事でなくなってきます。

そしてさらに皆さん、最高に素晴らしい喜びに溢れた人生を歩んでいったほうがいいですよね。そうしたら、時間の無駄がなくなってきます。

「あの人はこんな人だ」と言うけれど、そんな人なんかいないのです。あなたが思う「そんな人」なのです。

自分自身でさえそうですよ。「私はこんな人」と。「本当にそんな人ですか?」と聞かれたら困りませんか? ほとんど職業を言ったり、生い立ちや家族構成を言ったりする。本当の自分とは違います。

ですから、本当の自分以外に費やす時間の無駄をなくすために、真我を開いてからの変化をご自分ではっきりと大きく認識しましょう。大きく認めたところから人生が始まっていきます。真我が開いた時、涙が流れていたでしょう? あの涙は単なる喜びの涙ではありません。あれは宇宙の涙。その宇宙の涙を流せば流すほど、現世のあらゆることで、何をやっていいかが手に取るように分かってきます。そういう判断力がつきます。それが真我が開くということです。これは本当にものすごいことなのです。

皆さんよろしいでしょうか。鏡に映った肉体を自分だと思ったら絶望するわけです。でも、肉体は自分じゃない。自分の考え方、自分の心、それも自分じゃない。自分の心さえ自分ではない。

本当の自分は真我、内なる神の心。別に宗教とは一切関係ないですよ。状況はどうであれ、今この場から幸せになれる。それも最高に幸せに豊かになれる。何か良いことがあったら、お金がもっとあったら、認められたら……それじゃないんです。それは後からついてきます。

お金も運命も後からついてくるんですよ。あなたが素晴らしい、そういう自分に目覚めていって、素晴らしい発想になって、素晴らしい人になれば、お金も運命も何もかも後からあなたを追いかけるようにして来るんです。ますますあなたは豊かになって、無限に幸せになれる。それも肉体を持ったままいくらでも無限にです。

真我、本当の自分を「自分」ととらえたら、本当の自分、神なる自分は死なない命です。永遠の命を自覚できるわけです。それを今日、今から、私と縁を持ったことをきっかけにして、さらにさらに目覚めていきましょう。

 

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