佐藤康行の言葉「光のボックス」

こんにちは。佐藤康行です。

今回は、「世界一の発想法」に関連して、「光のボックス」についてお話ししたいと思います。「光のボックスとは何か?」というと、私たちがよく知るゴミ箱ってありますね、でも、「光のボックス」は、そのボックスに入れるとすべてが光になるように加工する”心の箱“のことです。

分かりますか? この箱に入れると闇が光に変わるように、全部料理するんです。どうですか? すごいでしょ。

だから余裕なの。何を言われても「光の箱」に入れていけば良い。逆らってもいないし、喧嘩する必要もないし、後からゆっくり料理をする。光に変えるんです。

光とは心のことです。真我が光です。だから、真我が「光のボックス」なんです。 だからどんな嫌なことがあっても、全部光に変えられる。何があっても、「はー、ありがたい」と。「ああ、自分の力をつけてくれてるんだ」「自分が本当に世界一になるために今、相手は叱ってくれてるんだ。ありがとうございます」その瞬間、そのように翻訳できたら、「コノヤローバカヤロー」って叱られても、「ありがとうございました」って頭を下げられるではないですか。

相手が自分に闇を投げてきた場合、そのまま闇で受け止めると、自分の心が闇になってきます。その闇を全部その「光のボックス」に入れる。このボックスは全自動で全部光に変えてくれます。愛に変えます。調和に変えます。それを片っ端からやっていったら、まるで全自動洗濯機のように、自動的に闇を光に変えることができるようになるわけです。

そして、相手が望んでいることと、自分が深いところで望んでいることは一致することがわかってきます。だから、自分の浅い考えでやることが「エゴ」だとすると、深い光の心でやることは、もうエゴじゃない。相手のためになるし、すべての人の共通項になります。

人類だけじゃありません。 地球上には二千億種の生命体がいると言われていますが、みんなそう。究極の神の愛を求めている。もっと分かりやすく言ったら、それに応えてあげる。その「神シーズ」に応えてあげるのが「光のボックス」です。

理不尽なことを言われたときに「人間だから感情が出ちゃう」という人がいますね。でも、この言葉は「私は前に戻ります」って言ってるのと同じです。そうでしょ。「私は理不尽なこと言われたら、我慢できないんですよ」って言ってるのと等しい。

その真反対でこれから生きるんです。真反対で。理不尽じゃないんです。すべてが吉報なんです。闇も光に変わるのだから、すべてが光になる。ジリーンと電話が鳴れば、もうそれだけで吉報。すべてがあなたにとっての吉報に変わります。

もうちょっとわかりやすい例で言うと、私の知り合いで、あるお坊さんが、結構立派なお坊さんなんですよ。 そのお坊さんが「実は私は家に鍵をかけないんですよ」って言うんです。「どうして家に鍵かけないんですか?」って聞いたら、 「だって家に鍵かけたら、泥棒さんが入れない、それじゃ可哀そうでしょう」って言うんです。

それが良いか悪いかは別ですよ。でも、このように、困っている人をいくらかでも本当に助けようと思ったとしたら、 全く普通の人では考えられないような発想が出てきます。だから、この世は受け止め方次第で無限なんです。

私の人生で言うと、私が一四才のとき、お袋が死にました。 でも、お袋が死んでくれたお陰で今の私があるんです。 早く独立して、一五才で丸坊主の頭で東京に出てきて、そのお陰で今がある。 だから、お袋が早く死んでくれた「お陰」って付けられるんです。

もしお袋が天国で私を見ていて、もし私がお袋が早く死んだせいで、 みすぼらしい生活をしてたとしたら、お袋は泣いてると思いますよ。「ごめんなさい。私のせいで……」って。

でも、お袋が死んでくれたお陰でこうやって今があるんだって言えたら、 天国のお袋は絶対に頼もしく思うと思いますよ。私は死んで良かったんだとさえ思えるかもしれない。 これも「光のボックス」なんです。

「光の心」で人のことを解釈してあげたら、その人はどれだけ嬉しいか。相手の悩みや落ち込み、怒り、コンプレックス、それらを全部光に変えて言葉にして返してあげる。そうすると、相手やお客さんがどれだけ喜ぶか。わかりますよね?

だから、ネガティヴなことも全部「光のボックス」で変えるんです。瞬間的に光に変える。瞬間にですよ。 話を聞いてたらもう、そのようにしか聞こえなくなれば良いわけ。聞いている瞬間、耳に入った瞬間に光に変わらなきゃ。そうなったらもう本当に世界一です。

世界一というのは、自分のイメージではないんです。イメージはむしろ邪魔です。なぜならば、それは自分のイメージですから、人にとっては関係ない話。だから、自分のイメージをどんどん崩していく作業が大事です。自分はこの人に対して、こうやれば喜んでもらえるだろうと。でも、実際に聞いてみたら、相手は全然違うことを言ってきたりします。

そうしたら自分が崩れるでしょう。だから、自分を崩していく作業が大事なんです。願望を捨てたときに、透明に物事が見えてきます。直感も、愛の直感だったら良いわけです。 エゴの直感ではなくて、愛の直感になったときに、百発百中の世界になってくる。 愛の直感、愛の塊だから、自分が愛の塊だから何処に行っても上手くいく。地球の裏側に行っても同じなわけです。

人間の心の奥にある神の心、完全なる心、愛そのものの心に、サービスをする。そうすると百発百中の世界が物質の世界にも現れてきます。

ですので、本当にそういう道を選んだら、報酬もすさまじく増えていくでしょう。年収が何千万円にもなるかもしれない。

お金儲けだけを求めれば、それは潜在意識の中で知らないうちにブレーキとなりますが、稼いだお金を今度は世の中のため、人類のために使うんだと思えば、思いっきり稼げるようになります。潜在意識にあるブレーキがはずれて、思い切りアクセルが踏めるようになってきます。

人類だけではありません。 すべての命が究極の神の愛を求めている。

「光のボックス」は、その求めに応えてあげるボックスです。誰もが心に持っている「神シーズ」に応えてあげるということです。

このように、自分が今まで持っていた考え方や発想が壊れ、 真我を深く開発していくことは「縦のブレークスルー」と呼びます。 知識ではなく、意識の壁を打ち破っていき、意識の一番深い所、魂の部分まで深く掘り下げていくこと。

すなわち究極の意識、真我を体感すること。そして真我の心が溢れ出てくれば、考え方を変えなくても、結果的に発想も考え方も自然と広がってきます。深く入れば結果的に広くなるんです。

だからもう、失敗は無いわけですよ。どこに行っても。それは全部あなたの魂を磨くことになるわけだから。そういう本物の人になったら、本物は本物を求めてるんです。

もしあなたがトップクラスの人に会いに行けば、 逆に、あなたが大社長の先生になる可能性もあるわけです。あなたの話を聞いたら、その大社長がメモをしながらあなたの話を聞くようになるかもしれない。それは十分あり得ることなんです、魂の世界では。

だから極めるんです、皆さん。極めるんです。 よろしいですか。

あらゆる情報をお客様、相手、他者のために全知全能をかけて提供していく。そうすると、目の前の方が、どんどん喜ぶ。 そして、その積み重ねが、あなたの実績になっていきます。

誠心誠意、真心を込めて、全知全能、情熱を込めて迫力を込めてやる。話をする。人はそれに動かされます。 そして、本当にその人のお役に立てたなら、「いまだかつて、こんなセールスマン見たことない」「世の中にはたくさん色んな人がいるけど、こんな人見たことない」というあなたに変わります。

もっと極端に言うなら、あなたの商品がなくても、 あなただけにお金を払っても良いんだと、それくらいのあなたになるんです。お客さんが買う買わないじゃなくて、この人と会っただけで価値があったと、そう思われるようになりましょう。

 

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